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心臓カテーテル治療後の出血または血腫

あなたは最近心臓カテーテル治療を受けました。鼠径部または腕の動脈を穿刺してカテーテルを体内に挿入しました。あなたはこの部位から出血しています。出血すると、この部位から血が滴ったり噴出したりする可能性があります。あるいは皮膚の下に塊(血腫)がたまることがあります。救急治療室での緊急受診が必要になることがよくあります。まず出血している部位を直接圧迫してから 911 に電話するか、誰かに救急治療室に連れて行ってもらいます。救急治療室では、出血を止めるためにさらに出血部位に圧力をかけます。止血に成功しあなたの気分が良い場合は帰宅できることもあります。出血の再発を防ぐために、自宅で予防策を講じてください。再出血した場合は、以下のアドバイスに従ってください。

たカテーテルを鼠径部の動脈から挿入した男性の正面図。挿入図は心臓のカテーテルを示しています。

自宅でのケア

帰宅後 48 時間:

  • 激しい活動をしないでください。

  • 可能であれば階段を上らないでください

  • 5 ポンドを超えるものは持ち上げないでください。

  • 穿刺部位が腕または手首にある場合は、その腕を下にして横にならないでください。

  • 穿刺部位が鼠径部にある場合は、排便時にいきまないようにしてください。

  • 入浴時に穿刺部位をこすらないでください。医師が大丈夫だと言えば濡れても問題ありませんが、こすったりマッサージしたりはしないでください。手術後 3 日間は浴槽に入浴しないでください。

  • 帰宅後 48 時間は車の運転をしないでください

再出血した場合は、911 に電話してください。救急隊が到着するまで以下の手順で止血してください:

  • 仰向けになります。

  • 穿刺部位の上に清潔な布またはガーゼパッドを置きます。穿刺部位を強く圧迫します。またはガーゼパッドや手ぬぐいを使用して他の人にしっかりと圧力をかけてもらいます。

  • 穿刺部位が腕または手首の場合は、腕をまっすぐに保ち心臓の高さより上に上げます。穿刺部位が鼠径部にある場合は、他の誰かに圧力をかけてもらいます。

  • 強く押し過ぎないでください!強く押しすぎると、脚と足(または腕と手)に血流が行き渡らず、足の爪や指の爪の下の皮膚が白くなることがあります。皮膚はもう一方の足の足の爪のようにピンク色に見えてなければいけません。あなた(または誰か)が足の爪を押すと白くなりますが、爪を押すのをやめると再びピンクになります。この現象は「毛細血管再充満」と呼ばれます。ほかの誰かが一緒にいる場合は、その人にチェックしてもらうこともできます。

  • つま先、足、または脚がしびれ、うずき、または冷たく感じ始めた場合は、圧力を弱めます。おそらく強く押し過ぎています。

  • 救急隊が到着すると直ぐに彼らが処置を引き継ぎます。

フォローアップ

フォローアップの予約を入れるか、または医師の指示に従ってください。連絡先の電話番号を医師に訊ねてください。

911に通報

次の症状があるときは 911 に通報します:

  • 胸の痛みや圧迫感

  • 穿刺部位からの出血

  • 脱力感または失神

  • 呼吸困難

  • しこり(血腫)が急速に大きくなっている

  • 穿刺部位のある脚または腕の冷たさ、しびれ、うずき、または皮膚の色の変化

医療機関に連絡するタイミング

次の症状がある場合は直ちに医療機関に連絡してください:

  • 穿刺部位の痛み、発赤、腫れ、または滲出体液の増加

  • 吐き気および嘔吐

  • 100.4°F(38°C)以上の発熱、または医師の指示による発熱基準の発熱がある

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